経験を重ねる度に
“現場力”が身についていく

人文学部 歴史学科 
柴山 敢太さん (静岡県立静岡西高等学校 出身)

このプロジェクトは?

ピアカウンセラーの活動

新入生セミナーのリーダー(ピアカウンセラー)として1泊2日のセミナーに同行します。新入生に楽しんでもらうためにレクリエーションを考えたり、施設の下見などの準備を行います。他にもオープンキャンパスを運営するアドスタッフや学園祭実行委員など、自身の成長につながるさまざまな機会があります。

ピアカウンセラーへの挑戦で、
新しい自分が発見できた

新入生セミナーレクリエーションの様子

新入生の時にセミナーに参加し、そこでピアカウンセラーをしていた先輩の姿に憧れて、自分自身もピアカウンセラーなりたいと思うようになりました。2年次から3年次まで活動を継続し、歴史学科の新入生約60名を束ねるリーダーを任せてもらうことができました。3年次には、活動を通して後輩のピアカウンセラーとさまざまな関わりをもつ中で、リーダーシップを身につけることができました。 新入生対象の一泊二日のセミナーでは、約半年かけて事前準備を行いました。宿泊施設の下見などを行い、当日は新入生を引率します。また、これから学校生活を共にする仲間や教員との親睦を深めてもらうために、レクリエーションを実施しました。スムーズに友達がつくれるようサポートできたと感じています。 プロジェクトの企画から運営まで携わることができ、多くのことを学びました。高校生のころから、リーダーとしてチームをまとめたり、人前で話したりすることに苦手意識をもっていましたが、大学で新しいことにチャレンジしたいと一念発起して参加したピアカウンセラーの経験は達成感もあり、自分自身の成長を感じることができました。

指揮をとることで磨けた
現場での対応力

新入生向けのセミナーは全てがうまくいったわけではありませんでした。時間をかけて周到に準備をしていても、当日には計画通りにいかないこともあります。レクリエーションのためにイントロクイズを15曲用意していたのですが、時間の都合ですべてのクイズを出題することができなくなり、スケジュール変更を余儀なくされました。トラブルやハプニングが起こったとき、その場の状況に応じて臨機応変に乗り越えていくことの大切さをピアカウンセラーの活動を通して学ぶことができました。今後、社会に出てからも計画通りにいかないことや、予期せぬことが起こらないとは限りません。この経験を活かして、柔軟に対処できるよう、今のうちに応用力を身につけていきたいと考えています。 これからも、大学でのさまざまな活動を思い出として終わらせるのではなく、自分のスキルアップにつながるよう、多くのことに挑戦していきたいと思います。

あなたのキャンパスライフについて教えてください

淑徳に入ったきっかけと課外活動でがんばっていることは?

オープンキャンパス運営を行うアドスタッフとして
淑徳大学の魅力を伝えています
現在は、オープンキャンパス運営を行うアドスタッフとして、高校生に淑徳大学の魅力を伝えています。1年次から参加しており、3年次には統括スタッフを務めるまでになりました。他学科や短大の学生とも一緒に取り組むので、学内の友人が増えキャンパスライフがより充実したものになりました。仕事内容などで分からないことも多かったのですが、先輩たちが親身に指導してくれたおかげで楽しみながら取り組むことができています。自分が感じた淑徳大学の魅力を、一人でも多くの高校生に発信していきたいと思います。

大学の先生や学生の雰囲気は?

「歴史が好き」という共通点で
友達の輪が広がった
学生のことを第一に考え、親身になって相談に乗ってくださる先生ばかりです。周りの学生は明るくて個性的な人が多く、歴史が好きという共通点を持っているのですぐに仲良くなれました。今では何でも相談できる、信頼のおける存在です。空き時間には、食堂で友達とお菓子を食べながら話をしたり、課題に取り組んだりと、仲間と支えあいながら日々を過ごしています。

記事内容は2019年~2021年取材時のものです。