支援情報の最近のブログ記事
発災後の2年間を一旦の区切りとした、東日本大震災支援活動の経過報告書を発行しました。地域支援室による編集、東日本大震災ボランティアセンターによる発行となっています。
報告書は、事実の記録と、ボランティア活動に参加した学生たちの率直な感想を中心に掲載しています。
また、大学キャンパスにおける学内初期対応についても、今後の資料とすべく記載しました。
ご希望の方にはお頒けしますので、淑徳大学地域支援ボランティアセンターまで、電子メールにてお申し出ください。
e-mail : お問合せフォームへ
10月9日(水)、東日本大震災ボランティアセンター会議が、大学協議会に先立って開催され、これまでの経緯とともに今後の継続的な活動に向けて協議しました。
発災直後の学生による自主的な募金活動、千葉県旭市での避難所支援、大船渡市等への物資支援、双葉町からの避難者が身を寄せていた旧騎西高校への物資搬入、またその後の宮城県石巻市雄勝地区における継続したボランティア派遣などの諸活動について、あらためて詳細な報告がなされました。
なお、2011年4月に淑徳大学地域支援ボランティアセンターを母体として、初動および初期活動に対応することを目的とした東日本大震災ボランティアセンターを設置していましたが、雄勝町を中心とした学生ボランティア活動を恒常化するためにも、時限設置である東日本大震災ボランティアセンターの諸事業を、地域支援ボランティアセンターの事業として継承していくことが確認されました。
本学にとって被災地復興支援は、特別な活動として位置づけられている訳ではありません。「Together with him」の精神に基づいた、息の長い開発教育としていく所存です。
被災地の皆様方におかれましては、学生に対し常に温かく、時に厳しくご指導いただき心から感謝しております。
これからも、私どもは「できることを。いま。ここから。」をスローガンに、皆様と共に歩ませていただきます。今後ともご指導のほどお願い申し上げます。
淑徳大学では東日本大震災の被災地に継続的な支援を行っております。
この度、その一環として石巻市雄勝町に鯉のぼりを贈るプロジェクトを発足させ ました。 このGWにたくさんの鯉のぼりを流して、被災地の皆さんを元気づけたいと考えて います。
現地での作業は淑徳大学の学生ボランティアにお手伝いいただく予定です。
皆様のお宅に使われていない「鯉のぼり」がありましたら、どうか寄付をお願い します。
寄付して頂いた方には、鯉のぼりが泳いでいる様子の画像とともに雄勝町産の 「極上とろろ昆布」と「雄勝硯石を使用した携帯ストラップ」をお礼に差し上げ たいと思います。
お宅に眠っている鯉のぼりを、もう一度、復興の空に思い切り 泳がせていただけないでしょうか。
ご協力いただける方は、淑徳大学地域支援ボランティアセンター 担当(山口?松崎)までご連絡ください。
電話は、043-265-7340 メールは、お問合せフォームへ。
6/15 追記
皆様のご協力のおかげで、60匹もの鯉のぼりが雄勝の空を泳ぐことができました。
先週末、学生スタッフが現地に赴き、ひと月の間雄勝の空を彩った鯉のぼりを回収してまいりました。
現在、鯉のぼりの手入れと、皆様への記念品の送付手続を進めております。
鯉のぼりをご寄付いただいた方で、7月中旬を過ぎてもお手元に記念品が届かない場合は、誠に申し訳ございませんが、
上記の淑徳大学地域支援ボランティアセンター連絡先までご一報ください。
この度は本当にありがとうございました。今後も雄勝に変わらぬご支援をどうぞよろしくお願いいたします。
たびたびお伝えしていますが、石巻市雄勝町では、ちょっとした買物
すら、車で1時間近くかかる状態がいまだ続いています。
店こ屋(仮設商店街)ができたものの、やはり車なしではたいへんな
不便を強いられる毎日です。
そこで、淑徳大学では皆さんの「生活の足」となる軽自動車をお届け
しようと、学内外で募金を集めてまいりました。
皆様のご支援によりこの度、第1弾として3台を現地までお届けする
ことができました。
出発当日はあいにくの雨、前日まで車の内外をピカピカに磨き上げて
くださった学生スタッフには申し訳ないお天気でしたが、
総出でお届け隊をお見送りしてくださいました。
左の写真でボランティアスタッフが持っているポスターがこちらです。 → 車を贈り隊.pdf
現地もまれにみる大雪で、お届けしたスタッフも慣れない雪道に肝を
冷やしながらの道中でした。
それでも長距離を慎重に運転し、無事到着。
学生を代表して総合福祉学部 社会福祉学科の五十嵐祐貴さんが、
高橋頼母硯店の高橋頼雄さんに車の鍵をお渡ししました。
「車を贈り隊」プロジェクトは今後も継続して活動していく予定です。
皆様のますますのご支援、ご協力をよろしくお願いいたします。
10月29日、30日の両日、淑徳大学千葉キャンパスの大学祭「龍澤祭」で「買って応援。食べて応援。東北支援物産展」が開催されました。
この物産展は、地域支援ボランティアセンターの常任支援員(学生スタッフ)が企画、運営にあたったもので、4月からの支援させていただいている石巻市雄勝町大須地区の名産品「おぼろ昆布」をはじめ、 宮城県、岩手県の物産20品目を学生たちが自ら取り寄せ、テント内に並べ販売しました。
現地は、全国的に有名な雄勝石の産地でもありますが、ボランティア活動を通じてご縁のあった石材工房を営む高橋頼雄さんも、雄勝石で作った小皿や箸置きを手に石巻から車で駆けつけ、盛り上がりに花を添えてくださいました。
またNHKの取材もあり、「ニュースを見て来ました」とたくさんの物産品をご購入いただいた方もおられました。
当日の売上金は、すべて東北復興支援のために使用させていただきます。
どうもありがとうございました。
→ 千葉日報記事
9月2日、埼玉みずほ台キャンパスのパネルシアタークラブ「PITA PETA」が、福島県双葉町の避難先である加須市の旧?騎西高校に伺い、心のケアを目的にパネルシアターを行いました。
避難生活を余儀なくされている子ども達に、楽しいひと時を提供しました。
また9月13日から15日には千葉キャンパスと淑徳短期大学板橋キャンパスの学生で、「パネルシアター合同キャラバン」を参画。
宮城県内の小学校や保育園、施設等で披露しました。
全国社会福祉協議会からの情報をいただき、石巻市の保育所ボランティアに8名が参加しました。
また8月9日から12日の間、3名が石巻市街地にある若草保育所に、8月15日から18日までの間、5名が石巻市北上町の吉浜保育所と雄勝保育所に行ってきました。
このうちの雄勝保育所は津波で建物が流され、飯野川保育所の一室を間借りして運営されています。
そのような不便な状況にあっても、こどもたちのために懸命に頑張る保育士の方々やお母さん方の姿が印象的だったそうです。
学生たちは、津波で被害を受けた施設を清掃したり、保育士の方々とともにこどもと遊んだり、各保育所のニーズに応じた支援活動を行いました。
 
8月14日から18日までの5日間、社会福祉学を学ぶの5名の学生が陸前高田市でボランティア活動に参加しました。
この活動は、ソーシャルワーク教育団体連絡協議会の東日本大震災支援の一環として行われたもので、 総合福祉学部より2名、国際コミュニケーション学部3名が陸前高田市社会福祉協議会が実施している仮設住宅のサロン事業で、 高齢者や児童の心のケアに務めました。
陸前高田市の活動では、淑徳大学同窓会岩手県支部会員から物品の援助や激励をたくさんいただきました。
写真に写っている右から2人めの方は、17期卒業生の千葉 俊さん(一関市の特別養護老人ホームソエル花泉施設長)です。
今回の行程は自炊を伴ったため、千葉さんには車で物品を搬送していただいたり、食料品をたくさん提供いただいたりと、大変お世話になりました。
また被災された同窓生が宿舎を訪問、実体験に基づいた話は、学生たちも真剣に受け止めました。
また、被災地の復興には長期の時間と支援が必要であることをあらためて認識いたしました。
7月29日から8月2日まで、コミュニティ政策学科1年の大徳諠之さんが石巻市大須地区で被災された方のお宅に滞在しボランティア活動を行いました。ウニ漁のお手伝いをさせていただいたり、おじい様の外出に付き添ったりして、「とても助かった」と感謝の言葉をいただきました。
このお宅は津波でおばあ様を亡くされたとのこと。
その後も本学職員が訪れるなど交流が続いています。なお、大徳君は淑徳大学学生消防隊に所属しており、滞在中、地元消防団の方々とも交流し、消防車の整備や詰所の片付けや地域のパトロールなどを一緒に行いました。