現在、地域活性化の手法として注目がなされているのが、地域マーケティングを通じた第一次産業の高度化(六次産業化)と観光による交流人口の増加です。またDMO(Destination Management Organization)という仕組みを作って、こうした取り組みを進めていこうという動きもあります。
私たちも地域活性化のための六次産業化プロジェクト(矢尾板俊平准教授、野坂美穂助手)の中で、農業振興を通じたコミュニティ活性化のモデルとして、地域の特産品を活用した商品開発を進めています。
10月25日(土)、26日(日)には、東金市にある「みのりの郷」のイベント「集え!!みのりの郷東金へ 豊かな食文化を求めて」に、矢尾板准教授ワークショップ、政策形成論の学生有志が両日のべ約20名が参加しました。
当日は、東金市の特産品である「ゆず」と東金市と友好都市関係にある安曇野市の「わさび」を使った「マヨネーズ」のから揚げ丼を開発しました。両日とも50個試験販売し、それぞれ約1時間程度で完売することができました。
本プロジェクトの経験を活かしながら、特産品を使った地域活性策、農業振興の方法を実践しながら、学びにしていきたいと思います。
なお、当日の模様は、千葉日報(10月26日朝刊)で報じられました。