総合キャリア支援室キャリアカウンセラーの大野です野球

 

「『就職活動』ですべきこと」で、

前回は1つ目の「志望企業を見つけること」をまとめました。

 

今回は、2つ目の「企業に自分をPRすること」です。

私の「就職活動での実体験」を入れてお伝えします。

 

志望先が決まったら、選考で選んでもらうために「自分をPR」します。

当然、企業側も「求める人物像?能力など」がありますので、

様々な選考だけでなく説明会などの態度も選考での判断材料になることがあります。

 

多くの学生から

「自分にはPRすることがない」「良いところがない」など

「PR材料が見つからない」旨の話をよく聞きます。

 

本当に「PRする良い点」がないのでしょうか?

実は数十年前就職活動をしている私がそう思っていました。

 

最初に受けた第一志望の会社に落ちて、

その後「自分の良い点」も分からず、

ただ自信がなく自分のことを話していたと記憶しております。

当然良い結果は出ませんでした。

 

「自分らしさ」を見つけよう!!
ゼミで自分だけ内定が出ていない状況になり、

何とかしないといけないと考え、

一番大切にしていたアルバイトを辞め、

集中して就職活動に取組もうと思いました。

 

しかし、当時は「キャリアカウンセラー」のように

身近に相談できる人いなかったので

何をどうやっていいか分かりませんでした。

 

そこで、自分を伝えるために何が大切か考え、

今でいう「自己分析」という自己の振り返りをしました。

 

例えば、中1、高1では合計4つの部活を辞めていて

ネガティブに感じることもありましたが、

中2から2年間は野球部、

大学時代はテニスサークルを経験し、

考えてみると「明るく、元気に取り組むのが『自分らしさ』」

と気付きました。

 

丁度その時、筆記試験?グループディスカッションが通過した

企業の最終面接がありました。

その際「自分らしく明るく元気よい態度」を貫こうと考え行動しました。

 

面接終了時の役員室を退室する際には

大きな声で「失礼します」と言い、

「腰を90度曲げた」記憶がいまだに残っています。

 

結果としてこの企業から内定をいただき、

15年勤務することになりました。

 

人それぞれ「自分らしさ」は違います。

探し出して企業にアピールしていきましょう!!

 

「短所」は「長所」に繋がる
面談をしていて「長所は分からないが短所なら沢山知っている」

という話をよく聞きます。

 

実は「短所」は「長所」に繋がっていますので、

「短所」から探っていく方法もあります!!


大学時代の短所は「リーダーシップがない?チームをまとめられない」ことでした。

例えば「ゼミで議論をまとめるリーダーの役割を与えられ、全員の意見をまとめる」

という場面になったが、意見をまとめられなかった、経験があります。

 

よく考えてみるとその際

「自分は意見を持っていて、ゼミ生5人中4人も同じ意見だった」が

「残り1人が違う意見なので、自分の意見でまとめるとこの人の意見を無視してしまう」と

あえて考えをまとめませんでした。

 

「まとめられないのは当然『短所』」ですが

「他の人を思いやる」特徴があるのではないのでしょうか?

 

このように「短所」を分析することで「長所?特徴」が見えてくると考えます。

学生の皆さんは

「自分にはPRすることがない」

「短所なら沢山あるが長所はない」

など悩みがありましたら是非、総合キャリア支援室でキャリアカウンセラーの面談予約してみて下さい。

2021年10月

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