専門職の志望動機で「自分らしさ」を出すには

こんにちは。総合キャリア支援室の松岡ですコスモス

今、総合キャリア支援室では、
幼稚園や保育園を目指してる学生の支援がピークを迎えています。

履歴書や面接シートの添削、面接対策等、毎日たくさんの学生が来室中です。


専門職を目指す人の志望動機は、その職種への思いが共通していることが多く、
どうしても同じような内容になりやすいものです。

例えば、幼稚園?保育園を目指す人は、「子どもが好きだから」
この言葉がだいたい入ってきます。
他にも、「子ども一人ひとりに寄り添って」という言葉。

「子どもが好きで、一人ひとりの個性を大事に成長を見守りたい」

それは、その職種を目指す人の理想だと思います。

せっかく受験するのですから、印象に残るために、
ぜひその理想に「自分らしさ」を入れて欲しいと思っています。

 

では、「自分らしさ」っていったい何でしょうか?

人と違うことができるとか、人より抜きん出た能力があるから、個性が際立つわけではありません。
そこは難しく考えすぎないことが大切。

 

思い出して欲しいのは、自分のこれまでの経験と感情です。

「子どもが好き」であれば、好きになったきっかけ
子ども時代に印象に残っている経験等を、
その時の感情を添えて、職種への志望動機を語ってもらいたいのです。

 

「保育が楽しい」であれば、保育のどこに魅力を感じているのか?
それはどんな経験からそう思ったのか?

  クローバー実習で読み聞かせした絵本に、子どもたちがひきつけられる様子を見て感動したから。
  クローバー自分ががんばって作り上げた教材に、夢中になってくれたから。

そういった、経験の一コマを伝えてもらうと話に説得力が出ます。
聞いている人にとっての納得感につながります。

「子どもに寄り添って」であれば、自分ならどんなシーンでどんなふうに
子どもに寄り添っていくのか?その事例を交えて欲しいのです。

 

 

ある学生が、生まれ育った市の公務員保育士を目指しています。

「生まれ育った市で保育士になりたい」

それはなぜなのでしょう?

いくつかの質問の後、こんな話が出てきました。

”子どもの頃、近くにある大きな公園で毎日思い切り遊んで育った。
 自然豊かな街で、思い切り遊ぶ楽しさを子どもに伝えたい”

このエピソードは、本人だから語れる話です。

 

自分の体験?自分の感情?自分の思い???
その要素が入ることで、「自分らしさ」が表現できます。

だから、具体的なエピソードが大事になのです。

「自分らしさ」や「個性」が表現できれば、選考時の印象が変わります。

ぜひ、あなたらしい書類を作って、面接でもアピールしていきましょう!
総合キャリア支援室のキャリアカウンセラーがお手伝いします!

2021年10月

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