こんにちは総合キャリア支援室 荒木です
季節の経つのは速いもので、きょうから12月 埼玉キャンパスの木立のさまもすっかり冬景色です
総合キャリア支援室には、来年度の就活に向けて そろそろ3年生からの面談予約も入るようになりました
ご相談の中には、「就活のために、今のうちにやっておくべきことを教えてください」というものも少なくありませんが、
本日は、今、みなさんにお伝えしたいことの中からひとつだけ選んでお話ししたいと思います
それは、「普段の生活の中でボキャブラリーを増やしておく必要性について」です
自分の考えを、適切な言葉を使って相手に分かりやすく伝えられる力は、就活に欠かせません
エントリーシートや履歴書等の書類選考でも、グループディスカッションや面接の場でも
選考のすべての場面で問われる力が、このコミュニケーション能力、特に伝達能力です
就活はその企業で働き、社会に貢献したいという意欲や意思を採用側に伝える場です
書類選考も、面接も、企業とのコミュニケーションが取れてはじめて採用に至ります
たとえ心の中は意欲でいっぱいでも、伝えたい思いがあふれそうになっていても、
それを伝達できる言葉の力がなかったら、相手には伝わりません
自分なりには一生懸命伝えたとしても、相手に理解してもらえなければ効果も成果も上がりません
ですから、何よりも大切なことは、伝えることができる力を身に付けておくことなのです
では、どのようにしたらボキャブラリーを増やすことができるのでしょう
そのためには、ぜひ日頃から言葉を意識して、学んでいただきたいと思います
普段、友人と話す際、みなさんは雰囲気や省略された言葉だけを使ってはいませんか
仲間同士で通じ合えば、互いに雰囲気だけで分かり合えれば、
かえってそれが仲間としての証明のように思えることってありますよね
けれどもそれって、かなり危険かもしれません
知らないうちにみなさんのボキャブラリー力を損なっている面もあるのです
もし仲間同士ではむずかしいようでしたら、できるだけ大人と話してみましょう
家族でも、私たち総合キャリア支援室のスタッフでも、
話をしてみると今まで使ったことのなかった言葉が出てくるかもしれません
その時がチャンスです
「それって、どういう意味ですか」と気軽に聞いてみましょう
また、自分の話したいことが相手にきちんと伝わっているか、相手に確認してみましょう
できれば他の伝え方や言葉の使い方がないか、知恵を借りてみてもよいと思います
思いがけないヒントが見つかるかもしれません
言葉は、使う場面が多ければ多いほど、使う相手が多ければ多いほど、 学ぶチャンスが広がります
言葉はいつでもみなさんの周りにあふれています
普段から少しだけ意識してみることが第一歩 ぜひ試してみてください
本日お話しした他にも、ボキャブラリーを豊かにする方法はまだまだたくさんあります
興味のある方は、総合キャリア支援室にご相談ください
これからの就活にたいへん役に立つと思います