こんにちは。
総合キャリア支援室の芦沢です
今日は、1年生の必修科目「キャリアデザインⅡ」についてのお話です。
この科目は、前期の「キャリアデザインⅠ」の続きであり、4年間のキャリア教育の基礎となるもの
授業はワークショップ形式で行なわれ、自ら積極的に参加することが求められます。
「友人間のコミュニケーション」に重きが置かれたキャリアデザインⅠからステップアップし、キャリアデザインⅡでは「世代の異なる他者」とのコミュニケーションについて学びます。
そして、社会人として必要な知識や能力について考え、身につけていきます。
ある先生から、こんなお話を伺いました。
「前期から引き続き同じクラスで、みんな打ち解けたのはいいんだけど…。
どうしても私語が多い学生がいるんだよね。
同じグループになった真面目な学生はかわいそうだなぁ。」
???その光景が、目に浮かぶようでした。
でも、これって、社会の縮図なのでは
会社に入ったら、色々な人がいます。
社会人は働くから給与をもらえるはずなのですが、そうでない人が存在するのも事実です。
その証拠に、ネットや新聞、雑誌などの悩み相談など見てみると、
「働かない上司」や「おしゃべりしてばかりの同僚」についての相談が山ほどあります。
きっと、相談している方は、まじめに一生懸命働いているのだと思います。
それが、社会人として当たり前の姿だと信じているのだろうし、それが正しいと思っているから、その常識に当てはまらない人が許せなくなってしまうのかもしれません。
でも、同じような相談が溢れているということは、多かれ少なかれどこの職場も同じようなもの、と言えるのかも。
それなら、自分が信じている常識どおりに動かない人を非難するのではなく、直接働きかけて協力していくことが、ミッション達成への近道!
コミュニケーションを取ることが、何より大切です。
その中でも、価値観や考えが異なる人と協働するときには、「意図を持ったコミュニケーション」が必要。
キャリアデザインⅡでは、そのコミュニケーションスキルの向上を目指します
同じグループに、ワークに参加しなかったり、ふざけてしまう人がいる場合は、チャンスかもしれません
一緒にがんばっていくために、「意図を持ったコミュニケーション」を通じて、いい関係を築き、目標に向かって取り組んでいく実践の機会です。
ネットの掲示板などで顔も見えない人たちに相談しても、本当の解決にはつながりません。
目の前にいる実態のある人たちと、ぜひ前向きなコミュニケーションを取ってみてください。
がんばれ1年生