こんにちは。
総合キャリア支援室の芦沢です
インターンシップの事前学習もいよいよ終盤。
第7回の授業は実習する企業、団体の特性により決められたコースに分かれて実施しました。
今回は、その中の「観光ホスピタリティコース」の授業についてご紹介します。
講師は、総合キャリアセンター長の渡邉誠先生。
渡邉先生は、ご自身の航空会社での長年の勤務経験も踏まえ、観光産業、サービス産業に関するお話をしてくださいました。
◎「ホスピタリティ」とは…
「ホスピタリティとは、思いやりの心を持ち、お客様に感動を与えること。
これは、サービスマナーなどとは異なり、マニュアル化し難いもの。
だから、サービス産業に関わる人間は、自分の感性やセンスを磨き、自ら積極的に対応していくことが求められているのです。」
「実習に参加した学生がホスピタリティ精神を発揮することは、正直難しいと思う。
だから、実習では『ホスピタリティとは何か』をそこで働く人たちから学んできてもらいたいですね。」
「現場に行くと、「カリスマ的なサービスの達人」、要するにサービスのプロが存在します。
そのような方たちの立ち居振る舞い、態度を見て学ぶことが大切です。」
◎仕事が気持ちよく進む3大ポイント!
1)自分から挨拶をする
「自分から相手に働きかけること!挨拶されて気分を害する人はいません。迷ったらまずは自分から挨拶を。」
「当然のことながら、何かをしていただいた時は、必ずお礼を言いましょう。些細なことでも、誰かが必ず聞いているものです。」
また、何かというとつい使ってしまう「すみません…」という言葉については、
「『お手数をおかけしますが』、『恐縮ですが』など、言葉のバリエーションを持ちましょう!」
2)ポジティブ型で語る
「すみません」から「ありがとう」へ
「××しないでください」から「○○をしてください」へ
「××できなせん」から「○○ならできます」へ
伝える内容は同じでも、伝え方で印象は大きく変わります。
3)感謝する感性を磨く
「人との関わりの中で、感謝をすることはとても大切なこと。
サービス業では、まずはお客様の立場を理解することが基本。
そして、お客様が喜んでくれることが自分の喜びだと感じることができる人は、是非、観光業に進んでもらいたいと思います。」
インターンシップでは、実際に現場に行き、自分の感性を確認することも、目的のひとつと言えます。
これらは、観光業に限らず、組織の一員として働くうえで活きる、大切なポイント。
職場も人間対人間が関わる場。
結局は「この人と仕事がしたい」と思ってもらえるかどうかが、ということ。
「実習先の方たちにかわいがられ、多くのことを学んできてください」
総合キャリアセンターの先生方も、総合キャリア支援室スタッフ一同も、
皆さんのインターンシップを応援しています