観光経営学科1年生の必修科目「観光学総論」では、
川越市の観光振興を担う組織である「小江戸川越観光協会」の
会長 粂原恒久様を招聘して、観光地「川越」の最新情報をお話いただきました。
川越市の歴史や、美しい観光地へと変革していくための電柱の地中化などの取り組みについて解説いただきました。
また、川越市では、四季折々、イベントを開催することで観光客の集客に努めています。
氷川神社の縁結びのイベントは中でも人気が高く、数か月で35万人が来訪したそうです。
2020年の東京オリンピックでは、川越市内のゴルフ場が会場となりますし、
今後ますますインバウンド旅行者の増加が見込まれます。
そのため、観光案内所には外国語を話せるスタッフを配置したり、
6か国語で観光パンフレットを用意するほか、
自動翻訳機の開発にも、地元企業と一緒に取り組んでいるそうです。
川越市の取り組みを通して、観光地のインバウンド対応強化の重要性に学生が気づき、
機会があれば自ら川越市を来訪して、観光地の魅力も理解して欲しいと思います。