「表現文化研究Ⅰ(視覚表現)」では、毎年企業と組んでのPBLを
行っています。企業が実際に抱える課題を提示していただき、
その課題を解決するための広告PR?販促プランを策定するという
ものです。
今期は9月はじめにキリンビバレッジから、乳酸菌飲料の
スーパーでの販促プランを策定し、さらにはポスター?POPを
作成するというお題を頂きました。
2カ月弱かけて取り組んだ成果を、10月21日にキリンビバレッジの
社員の方を前にプレゼンテーションしました。5班に分かれての発表では
「主婦 公式応援代表飲料」「家族のプラズマ乳酸菌。」「女神が降りる
乳酸菌飲料」といったキーワードで、課題分析からコンセプト提示、
具体的な販促プランまでパワーポイントを使って発表しました。
実際に企業の方を前にプレゼンするのは、学生にとって
初めての経験です。「企業の方に発表するのはとても緊張感があり
ました」という学生もいるなか、各班とも堂々としたプレゼンでした。
発表に対しては、キリンビバレッジのご担当からコメントを頂きました。
学生からは「ターゲット設定について細かく設定すべきだという指摘を
受けて反省した」「細部までのご意見が勉強になった」という感想が聞かれ
ました。
また他の班の発表からもおおいに刺激を受けたようです。「自分が考えつかなかった
視点があり新鮮だった」「データやグラフがパワポに盛り込まれていた班は説得力が
あった」という声が挙がりました。
今回制作したポスターやPOPの一部は、実際にスーパーの店頭で貼られる予定です。
さらに文化祭でも、発表資料やポスターを掲示し、来場者からコメントをもらうことを
計画しています。