淑徳大学 GUIDEBOOK 2024
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007一人ひとりの個性を理解する視点を持つ実習では、子どもにとって教材や活動がどのような意味を持っているのか、それらに対する担当児の反応から何が読み取れるかなど、細かな視点で理解することを大切にしています。一口に「障がいのある子ども」と言っても、状態はさまざまです。子どもをよく観察し、その様子を記録し、チームで振り返り、話し合うことで、子どもの理解を深めていきます。一人ひとりに合った教材を検討する実習で使う教材は、学生自身が考えます。実習を重ねていくと、子どもに合う教材が分かるようになり、自身の成長が実感できるでしょう。変化の積み重ねが大きな手ごたえに試行錯誤を繰り返した末に、これまでになかった反応が子どもから返ってくる。こういった体験を通して、発達支援の意義を学んでいきます。実学を重視する学びのメリット実践力は、座学だけでは養えません。大切なのは、知識を「体験」を通して実感すること。座学と実学をつなげる学びで、より理解が深まります。淑徳大学の実学教育発達臨床研究センター子どもたちと成長する「発達臨床実習」障がいのある子どもへの理解を深める学びの場千葉キャンパス内にある、発達に気がかりのある子どもに治療教育を行う療育?相談機関が「発達臨床研究センター」です。3年生以上の総合福祉学部の学生実習の受け入れも行い、支援を具体的に学びます。附属の専門機関で学び想いをに

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