淑徳大学 GUIDEBOOK 2024
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長はせがわ谷川 良りょう信しん7つの原点16歳(1906年)から数年 養父の寺子屋を手伝った。この経験から、のちに教育を保証するためには師と弟子が信頼し合える環境が必要と説く22歳(1912年) 米の不作や大規模台風直撃などで、生活に打撃を受けた人々を救済するためにボランティア活動を行う28歳(1918年) 当時のスラム街「二百軒長屋」に移住し、住民の福祉向上に取り組む29歳(1919年) 自宅の一室で始めていた子どものための夜学会などの事業を組織的に継続するために「マハヤナ学園」を創設29歳(1919年) 強者が弱者を一方的に助ける(For him-彼のために)のではなく、自分を成長させながら他者を手助けする「Together with him-彼と共に」を提唱32歳(1922年) 欧米に留学して、先進的な福祉研究(社会事業研究)を吸収する34歳(1924年) 人々が貧しくならない方法を考え、教育事業?女子教育を重視する中で「大乗女子学院」を設立015明治23年学祖 長谷川 良信 生誕大正8年長谷川 良信が社会事業を組織的に展開昭和40年淑徳大学 開学澳门金沙城中心|游戏官网-【唯一授权牌照】5年7学部13学科の総合大学へ全学共通基礎教育科目(S-BASIC)スタート建学の精神淑徳大学が開学したのは、1965年。当時から「利他共生」の精神を掲げ、他者に生かされ、他者と共に生きることを大切にしてきました。この想いは、現在も変わらず受け継がれています。ここでは、学祖 長谷川 良信のエピソードと共に、今も大学に息づく学びの柱をお伝えします。新しい福祉のあり方を、生涯にわたり追究1890(明治23)年、茨城県西茨城郡南山内村(現?笠間市)生まれ。6歳のときに浄土宗得生寺の養子となった。宗教大学(のちの大正大学)での恩師との出会いをきっかけに、生涯を通じて宗教?社会福祉?教育を三位一体ととらえる人間開発?社会開発に尽力した。創立者の想いを受け継ぎ共に学び、社会に役立つ学祖「利他共生」他者に生かされ、他者を生かし、共に生きる1890191919652023

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